オススメ工具紹介 メリー ワイヤーストリッパー
たまには工具のお話でもしてみます。ワイヤーストリッパーなのですが、電気配線の被覆を剥く工具。ただそれだけのですがあると非常に便利。
私も昔は「皮を剥くだけの工具は不要」と思っておりました。当時は電工ペンチで皮剥きしておりました。
電工ペンチで皮むき出来るのですが非常にだるいのです。綺麗に被覆がむけなかったり、より線ごと切ってしまったりすることがありました。この点については使用しているペンチでも差があると思います。
というわけでより楽をするためにワイヤーストリッパーを購入するわけですが、ワイヤーストリッパーって探すとめちゃくちゃあります。自分が必要とする条件をクリアするものを探してください。
私はメリー ミニストリッパ VST25 にしたのですが、理由が金属製、替刃が購入可能、色味で選びました。
まず金属製のメリットは壊れにくい。この一点につきます。デメリットは重くなるので使用頻度が多い方は確実にプラスチック製が良いと思います。
次が替刃が購入可能。正直私くらいの使用頻度だと刃を変えることもない気がしますが刃物は消耗品もしくは研ぎなおしが必要になるので、替刃が手に入るに越したことはないです。
最後が色味。明るい色の工具の方が視認性が良いので目立つ色の工具を使うようにしております。若いころは黒とかを好んで使っておりましたが、ほぼ処分したか紛失しました。
選んだ理由は以上です。使い心地は非常に上質です。楽に綺麗に失敗なく皮むきが出来ます。そもそも極端に安価な物以外使い勝手はたいして差はないと思っております。
サイズ感はこんな感じ。
最後にこのメリーというメーカー?室本鉄工さんの工具はいくつか持っているのですが10年以上使っている工具もありますし、私の中で耐久性や信頼性が非常に高いオススメメーカーさんです。最近は知名度も上がってきていて今後も素晴らしい工具を出していって欲しいですね。
ちなみにこのブログを書くためにちょっと調べたらクニペックスの物も良いと思います。ひと昔前は8000円くらいしてたハズですがプライスダウンしております。
一般の方も「電装品ぐらい自分でつけるよ!」って人や、古くなったギボシなんかを新設する人って結構いると思います。そう言った方はそこそこな電工ペンチとそこそこなワイヤーストリッパーと高価なギボシを使いましょう。それだけで配線の質がグッと上がります。安価なギボシはカシメにくいですよ・・・。あとエレクトロタップはなるべく使わない方が良いと思います。