デイトナ アクアプローバ 電圧計 コンパクトでおススメ!そもそも電圧計って必要?

急遽、充電系に不安のある車両が出ましたので今回電圧計を購入してみました。
探せばより安価な物も存在しますがある程度信頼度は欲しいですね。そもそも計器類は測定値が知りたくて装着するので数値が大きくずれてしまう物は装着する意味がなくなってしまいます。
デイトナ アクアプローバも装着前に自前のサーキットテスタと比較しましたが0.1V程度ズレていました。この程度なら問題ないですね。
電圧計があるとなにがわかる?
仮にバッテリーに電圧計を直付けした場合、
- バッテリーの充電状態および健全性
- 充電電圧不足
- 過充電
- (電装品の良否)
そこそこの知識があれば上記4点はすぐわかることです。逆にそこそこの知識が無ければ電圧計は付けても意味はないのです。
せっかくなのでかるーく書きますが、
- 始動時12V程度あればOK。走行後少しおいて電圧値が12V程度ならバッテリー交換時期。
- 走行中13V以下なら充電電圧不足。
- 走行中15V以上なら過充電。
- 簡単な良否判定ですが、仮に出先でスタータが回らなくなった際に電圧が12V以上ある場合バッテリ上がりではなく、スタータ関係の不良が疑われます。
厳密には車種、装着してある電装品で数値は異なるので参考までに。詳しくはご自身で勉強してください。
余談というか愚痴というか肌感のお話になってしまうのですが、自身のバイクに対する知識がない、間違っている方が多い気がします・・・。昨今の自動車の性能が良すぎるのでその感覚でバイクに乗ってしまうのかもしれませんね。手放しでバイクに乗りたい場合は近年の車種を選択すれば問題ないと思います。
80年代、90年代にバイクに乗っていた方達のトラブル対応のお話を聞くと賢いというか、たくましいというか、凄まじいですよね・・・。
アクアプローバ ボルトメーターのレビューしていきます
一番良いところはコンパクト。価格も良心的。探せばもっと小型な物もあるかもしれませんが視認しにくくても困ります。
縦横、約22x40mm取付場所に困らずバックライトもついていて視認性も良好。
配線もひと手間かかっておりバッ直にしても作動せず、ACC線を結線しないと作動しません。なので古い車両につけても電圧降下せずバッテリー電圧が測定できます。もちろん結線箇所を変えれば電圧降下後の電装品にかかる電圧も測定できます。

電圧計ってつけた方が良いの?
バッテリーの健全性は定期交換(2年くらい?)していれば気にすることではないと思います。ただ安価なバッテリーは突然逝ってしまうこともあるので何とも・・・。
充電状況が知りたい、充電系統が不安な場合は非常に有効だと思います。充電系統が故障してバッテリー電圧が減るとエンスト、自走不可に陥ります。仮にその場でバッテリー交換しても多少走行後、再度バッテリーが上がりエンスト、自走不可になります。
私も車で2度発電機が壊れて内1回はレッカーされた経験があります。80年代と90年代の車で特に発電機が壊れやすい車種ではなかったんですがね。ちなみに車はメーター内のチャージランプが点灯するので気付きやすいです。
まさに現在流行の旧車は結構危ないかもしれません。ただ旧車は充電系統だけ気にしていれば良いわけでもないので難しいですね・・・。電圧計で不安要素の一つを消せると思っていただければ。
もう一点、後付け電装品が多い車両にも電圧計は有効です。例えばHIDにフォグランプにグリップヒーターにUSB電源などフル稼働させるとアイドリングでは充電が追い付かないケースもあるかと。
電圧計に救われた人は少ないと思いますがご一考ください。距離無制限のロードサービスの方が安心ですが。