レザージャケットのススメ。大事にすれば一生ものですよ
前回に続いてお洋服のお話を。
ススメと言っていますが向いてない方もいます。
- 雨でもガンガン乗る方 ロングツーリングや通勤にも使いたい場合は向いてないと思います。
- 流行に敏感な方 悪く言うと飽きっぽい方はあまり向いてないかも。
- 最低でも年一の手入れが面倒な方 手入れをしないと痛んでしまいます。
このような方はあまり向いてないかも・・・。とりあえず化繊のジャケットを選択した方が幸せかもしれません。
向いている方は、
- 気に入ったものを長く使いたい方
- 経年変化を楽しみたい方
- 革ジャンカッコイイと思う方 特にオシャレの為なら我慢できる人
レザーは長寿命、高耐久な素材ですが機能的とは言えません。百年以上も昔から着用されていますので、昨今の素材とは違い、通気性や保温性は持ち合わせていません。要は暑いし寒いということ。多少の温度変化は我慢しないといけません。
しかしその気になれば30年くらい着続ける事も出来るのではないでしょうか?もちろん定期的な手入れと補修は必要ですが。
補修は専門業者さんに依頼するとして、日ごろのお手入れはご自身でやることになるので簡単にご紹介します。
- 月一程度はブラッシング レザー用のブラシでただブラッシングするだけです。
- 年一でオイルを入れましょう 私はシーズンインのときにオイルアップをします。大体10~11月ごろ。
- 色が剥がれたりしていたら補色 気にしない方は補色しないで大丈夫です。補色クリームは靴用だったり色んな種類や色があるので注意が必要です。
まずはブラッシングですが、このようなブラシを購入しましょう。汚れを掻き出すようにブラッシングすれば大丈夫です。youtubeなんかを見て参考にしてくださいね。バイクで使用する場合は一回乗ったらブラッシングしても良いと思います。
つづいてはオイルアップ。正直オイルってめちゃくちゃ種類あるので何が正解かわかりません。私はペカードのレザードレッシングを使っております。ブーツにもジャケットにも革製品全般に使っております。ただコードバンなど特殊な革にはやめた方が良いかも。
ペカードのオイルは塗布後の革の変化が少ないのと、匂いがほぼつかないのでオススメでございます。
補色に関してですが、私は基本補色しないので詳しいことは書けません。多少の傷ならブラッシングとオイルアップで分かりにくくなりますし、大きな傷以外は気にしない方が良い気がします。
ここまで軽く書いてみましたがそこまで神経質にならなくてもダメになるものではないので、ご安心を。私自身初めて十万円以上もする革ジャンを買ってすぐは、傷が気になったり、オイルを入れすぎてしまったりと過保護に扱っていましたが、数年も経つとほとんど気にしなくなります。
初めて革ジャンを購入される方は5万円前後のモデルで楽しんでみるのが良いかも?金額で革ジャンの購入を躊躇っている方は買ってしまった方が良いと思います。理由は今後、革製品は安くなることはないと思います。仮に10万円のジャケットでも20年着たら一年で5000円と考えたらちょっと安いかも?
最後に着用しないシーズンオフの時の保管ですが、クローゼットに入れっぱなしは危険です。レザーの性質上、油分を含んでいるのでカビが発生してしまう恐れがあるので、換気や湿度を下げるようにしましょう。
手間暇はかかりますが長い期間楽しめるものなので、ぜひ購入してみては?エイジングした革ジャンを見ながら飲む酒は美味しいらしいですよ。