CB1100RC いろいろやってひとまず車検取得まで 2

前回に引き続きいろいろやっていきます。

前後マスターもOHしていきます

リアマスターはフルード漏れ。フロントマスターはタッチがでないので前後マスターもOHします。

一体型マスターでタンクが外れるタイプって個人的にあまり好きではないです・・・。恰好は良いのですがフルードが薄っすら滲んでくる物が多いイメージです。あとタンク外すのが大変です・・・。

さすがに古い物はカップが閉じてしまっております。

そしてリアマスターなのですが純正のリペアキットがやたら高価でしたのでいろいろ探してみました。5/8インチなのでF系は流用できません。そんな中ニッシンからピストン、カップ、リターンスプリングのリペアキットが出ておりましたので試しにこちらで対応します。他車種でも純正マスターの方はこちらのシリーズの方が安価かも。

というわけで今回はホンダ、ニッシン、カワサキの力を合わせて修理します。スナップリング単体はホンダでは見つかりませんでした。ピストンの正確な寸法は写真を忘れてしまったのですが純正とほぼ同寸でした。

余談ですが古い逆車なんかはピストンの全長が違うこともあり、純正のリペアキットでしか修理できないこともありますのでご注意を。そもそもカップだけの部品設定があればもっと安価に修理できるのですが・・・。

クラッチ周りを点検とクラッチワイヤーを交換します

CB-F系はクラッチダンパーがゴトゴト音が出やすいのと、この車両はやたらクラッチが重いので点検していきます。

まずCB-F系は冷間時にゴトゴト音がする車両が多いです。そしてクラッチを握ると音が減少します。この症状はクラッチダンパーかプライマリーダンパーであることが多いです。今回の車両はクラッチバスケットの状態からどちらかというとプライマリーダンパーが怪しいので今回は見送ります。

クラッチが重い原因を探っていきます。クラッチ板は社外品に変わっていますが特段異常は見受けられません。念のためクラッチスプリングを新品にしたいのですがRC用は廃盤・・・。RD用はまだ部品が出ますので試しに交換してみました。結果は・・・より重くなります。バネレートはわからないですが自由長が元々のスプリングより長いです。RD、1100Fはレリーズの構造が違うのでダメでした・・・。

もしかしてRCは元々こんなにクラッチ重いんですかね・・・。嫌な予感ビンビンですがクラッチワイヤーを新品に変えて軽くなることに期待しつつ交換していきます。

と言っても1100R用クラッチワイヤーは廃盤です・・・。NTBより互換品が販売されているのでこちらで対応。違いはホルダー部ケーブル径が純正は9mmですがリプロ品は一般的な8mmでした。8mmだと社外クラッチホルダーが使えるのでゲイルなんかに変えたい方はNTBさんのクラッチワイヤーに合わせて交換すると無加工で使えると思います。

新品のクラッチワイヤーは握り心地は良好ですが重さは大して変わりませんでした・・・。常用するには厳しい重さですのでちょいと検討します・・・。続きます。

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