KDX220SR キャブレター調整、クラッチワイヤー交換
2ストって本当に見かけなくなりましたね・・・。部品の入手性などから調子の良い個体は減っているので仕方ないと言えば仕方ないですが、努力をしないと維持するのが難しくなってきている気がします。
というわけで今回は気温が上がって調子が悪いという事ですので、キャブ関係を中心にみていきます。
とは言ってもこちらの車両は購入したばかり+当店初入庫ですので簡単なことから始めて様子をみてもらう感じです。
さっそく試乗&見ていきますがチャンバー、サイレンサーが社外ですがキャブのメイン、スロー共ノーマルの番手でした。ちなみにこの試乗中にクラッチワイヤーが切れました・・・。出先で切れなくて良かったですね。

急遽クラッチワイヤーの交換が追加となりますが廃盤でございます・・・。上質な社外品も見つからず他車種からの流用するしかない感じです。
昨今はインターネットで情報を入手できるのでひたすら探しますが思っている以上に時間がかかります。最終的に確証が得られないこともありますが、2つ3つの情報から部品を選定するしかないです。
ワイヤーに関してはタイコさえ合っていれば装着自体はできますが、長すぎるor短すぎると不具合が出てきます。純正が供給されていれば時間がかからず良いのですが・・・。
というわけで今回はKDX125SRのクラッチワイヤーを流用します。品番は54011-1307。
外側にはスプリングが巻かれていて220SRとほぼ一緒ですね。長さが125SRの方がアウターチューブで15mmほど長いだけですので問題なく使用できます。

今回はなんとか事なきを得ました。
これでキャブに着手できます。傷んでいたキャブホルダ交換して~ジェット交換して~試乗して終わりでございます。

今回はジェット交換で茶を濁しましたが、KIPSの清掃などある程度オーバーホールが必要かもしれませんね。
年数の経過している車両は日に日に厳しい感じがしてしまいますが出来るだけ長く乗れるよう勉強しないといけませんね。